2015年4月のピアサポート

暴力的な事件が後をを絶ちません。
テロや戦争はもちろん、いじめやハラスメントや逆恨みや差別など、
力や恐怖で相手を自分の思い通りにしようという行為は全て暴力です。

危険な地域に行った人が悪いのか?
不良グループとつきあった人が悪いのか?
上司に気に入られるようにうまく振る舞えない人が悪いのか?

いいえ、暴力は被害者には責任はありません。
物事には、暴力以外の解決方法が必ずあります。
暴力を選択した時点で、加害者に100%責任があります。
これは、社会でも家庭でも同じです。

加害者を変えることが難しいからといって
被害者に否があるような言い方をする風潮があるのは
被害者を非常に苦しめる、間違ったことです。

DVでは特にそれが多いと感じます。
暴力にあった人は全く悪くありません。
どんな人でも、暴力にあっていい人なんていないのです。
料理が下手でも、片付けができなくても、スタイルがよくなくても、
不健康でも、いい母でなくても、ましてや夫の機嫌をとるのが下手でも、
それは暴力を受ける理由にはなりません。

2015年4月のホロホロです♪

【昼のホロホロ】
日 時 : 4月30日(木) 14時~15時半

【夜のホロホロ】
4月はお休みです。次は5月に開催します。

場 所 : 札幌市内(お申込いただいた方に詳細をご連絡しています)

参加費 : 500円(減免できます)

託児費 : 100円/1名(1週間前までにお子さんの年齢・性別をお知らせのうえお申込ください)

申込先 : peer.holoholo★gmail.com(★を@に変えてください)

件名に「ピアサポート申込」と書いて下さい。
お名前は仮名、通称などで構いません。
携帯のメールから申込の場合は、PCからの受信を可能にしてください。

お申込みお待ちしています。

母子同時並行プログラムについて

信田さよ子さんがカナダから導入した、DV被害者のための
「コンカレントプログラム(母子同時並行プログラム)」が、今年度札幌でも開催されました。

今年度は初回ということもあり、限られた条件での募集でしたが、
大変好評だったこともあり、来年度以降も継続的に開催する予定だそうです。

来年度の開催時期や参加条件は未定ですが、
決まり次第ご案内していきたいと思っています。
興味のある方、情報の欲しい方は、ホロホロまでご連絡ください。

☆コンカレントプログラム(母子同時並行プログラム)とは
DV被害を受けたお母さんと子どものためのグループによる心理教育プログラムです。
カナダのオンタリオ州ロンドン市で開発されたもので、日本へはNPO法人RRP研究会(代表:信田さよ子)によって導入されました。
お母さんと子どものそれぞれのグループが同時期に同じテーマに取り組みながら、母子ぞれぞれの回復や母子関係の回復を目指していきます。
プログラムは全7回で毎週行われます。
各回の活動時間は2時間で、それぞれのグループでテーマに沿った話合いやアクティビティを行います。
(武蔵野大学心理臨床センターHPより)

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